だれかは、「しんだら星になる」と言う。それなら、その星をたとえ屑ひとつだって残さずに喰べたいや。でも、誰ひとり喰べもしないじゃないか。自分だって。

自分が人を変えられないことも、助けられないことも知っているけれど、それでも、亡くなった命には立ち尽くす。
心は、向かう先や置き場を欲しがるから、我々はそのベクトルを何に向ければいいのかと考え始める。内に向ければ自らを責めるし、外側に向ければ更なる不幸が生まれるのかも知れない。そんなときに思う。私は、この心は、いったいどこへゆけばいいのだろうと。

自分が人を変えられないことも、助けられないことも知っているけれど、それでも、亡くなった命にはただただ立ち尽くす。