眠らぬあわ

短歌でも詩でも上手くかけないから、文章で書くことにした。

朝、笑顔で挨拶を交わして出て行った人。その数分後の歩行時には、せかいに独り、死を想っていたりする。そういうところが人にはある。だから、人間が好きだなと思う。動物的に考えれば、まったく、どんな意味があるのか。わからない。僕らは人間で、そのときから欠落を抱えている。

そこにブクブクと泡が立つと嬉しい。まだ誰かが生きているんだなと思われるから。僕もブクブクと泡を生み出している。生み出している本人はただただ苦しいだけなのに、誰かのものを見る時には、少し励まされたりもするから、不思議だなと思う。僕のあぶく。あぶく。あぶぶ。